
「え? ただ紙の縁を揃えるだけなの? 他の機能はないの??」
と思う方もいるかもしれません。
結論を申しますと、本当に紙束の角を「揃える」だけです。
そんな機械に需要があるのか…。もちろん、あります!
仕事で印刷物を扱う場合、一言に紙束といってもその量と重さは大変なものです。
作業の過程でどうしても紙の縁はばらけてしまうのですが、次の行程を行う機械にセットする時、梱包・箱詰めをしたいときは、また揃えなおす必要が出てきます。
合わせて何十キロにもなる紙束をまとめて人の手で素早く揃えるのは至難の業です。
かといって小分けにしてから揃えていては時間が掛かります。
紙揃え機があるとあっという間に紙の角を揃えることができるので、作業効率が上がるのです。
紙揃え機の仕組みはとてもシンプルです。
<紙揃え機(ジョガー)>

ナナメになったフェンス付の台の上に紙をセットし、そこに一気に振動をかけるのです。
すると、揺れるたびに紙束がフェンスに寄っていき、フェンスに沿ってキッチリ揃えられます。
動画を見て頂ければ、仕組みは一目瞭然です。↓
<紙揃え機(ジョガー)の実際の動作の様子>
紙揃え機は単純な機械ですが、次の作業への準備にも、帯留めやシュリンク包装などを含む箱詰め梱包の際にも、「紙を揃える」という作業は必要になります。
そのため、紙を扱う様々な業種で必要とされ、弊社でも中古を出品するるとすぐに問い合わせが来る人気の機械です。
『たかが紙揃え。されど紙揃え。』
と、いうことですかね。
<初心者向け中古機械販売サイト「カミカッコー」に掲載中の中古紙揃え機(ジョガー)一覧>
https://www.kamikako.com/list/category-others/jogger/